三島の里山

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三島の壊される景観

これが、三島駅北口の桜並木との最後のお別れとなってしまいました…2010年4月6日撮影 藤井敏文
左奥が三島長稜高校、右奥がZ会ビル・・・桜並木が計画道路予定。
左奥が東横イン・・・右の土手が計画道路が通る予定。
文教町に唯一残る土手・・・昔はここから簡易裁判所→北高校→北小学校と土手がつながっていた
東横イン側から見た桜並木・・・三島駅から来る新入生を何十年も桜を咲かして迎えていた。
箱根の登り口のように松並木を挟んで一方通行にしたように、この桜並木を挟むように一方通行道路にしたならば三島市独自の景観を保つ優れた道になったに違いない。

三島の花は桜である。文教町は幼稚園から大学まである学校の街である。三島駅北口にあって四月になると学生の登下校を祝うが如く満開の花を咲かせて来た老いた桜たちが野戦重砲兵2連隊を取り囲んでいた歴史ある土手ごと破壊してしまった。

これで、三島駅周辺の桜は一本残らず無くなってしまった。この道路の西側・長泉町の道路は枯れた銀杏の大木を惜しみつつ道路名を「銀杏通り」と命名している。

古いものを壊して新しいものを造るのは簡単で馬鹿でも出来る。古き良きものを残しつつ新しいものを造るのは難しく相当の配慮と叡智を問われるのだ。

工事前の住民相談会において一人の老人が老いた桜の木は絶対に残して欲しいと懇願していたことを憶えている。その意見は無視され踏みにじられた。

三島の玄関口の貴重な桜の木は、花の街を尊ぶ現在の市長なら絶対に切らせなかったに違いない。
三島長稜高校前土手に咲く桜の老木 2010/04/06 撮影 藤井敏文
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